よくある質問

消防自動車についての質問

いざという時に私達を助けてくれる消防自動車。この果敢な消防自動車達の歴史は深く、私達の知らない進化を続けています。私達の身近な存在だからこそ、何気なく思う素朴な疑問。このコーナーでは、そんな消防自動車のよくある「何故?」を日本機械工業がお答えします。

質問一覧

01.消防車はなぜ赤なのですか?

保安基準第49条第2項により、消防自動車は「朱色」とされています。
また、諸外国でも「朱色」が一般的です。

02.消防車はどのくらいの期間で完成するのですか?

機種により異なりますが、ポンプ車で約4ヶ月、はしご車で約6ヶ月程度です。
※仕様内容により、多少前後します。

03.消防車作りには、どのくらいの人達が関わっているのですか?

消防車は受注生産方式になっています。お客様の仕様が確定してから設計、部品調達、組立、整備、塗装、検査等の各作業を経て完成します。営業、工程管理等の間接的な部門を含めると数多くの人間が関わっていることになります。

04.消防車にはどんな工夫が施されているのですか?

  • 消防車は普通トラックとは違う消防車専用のエンジンを搭載しています。
  • 消防車は止まった状態で、エンジンを高回転で駆動するため、長時間にわたる消火活動をする場合、オーバーヒートを引き起こしてしまうので、放水する一部の水を利用してエンジンを冷却する装置を備えています。
  • 消防車は使用する地域の事情により特殊装備をしています。例えば北海道等の寒冷地では、凍結を防止するための各種装備が施されています。
  • はしご付消防ポンプ自動車には、4WSという機能を搭載することにより、カニ足走行や回転半径を小さくすることで、密集地でも消防活動が行えるように工夫されています。(詳しくはこちら

05.消防車はいつの時代からあるのですか?

日本最初の消防車は1911年大阪に導入されたベンツ製のポンプ車です。

06.消防団はいつ頃発足したのですか?

1718年に大岡越前守忠相が消防の重要性に目を向け、消防団の元となる町火消を江戸に作ったのが始まりとされています。また、1720年に本格的な町火消制度「いろは四十八組」を制定し発足させました。

07.消防署のマークの由来を教えてください。

消防章は、昭和25年に我が国の「消防吏員服制準則」により定められました。雪の結晶の拡大図をベースとし、日章を中心とした水管・管そう・筒先からの放水を図案化したものとされています。雪の結晶は水・団結・純潔を表し、水管・管そう・水柱は火災を鎮める道具として、水管の5等分は「消防吏員服制準則」制定当初の消防署の数を表しています。

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